ボタンダウンシャツはよく目にしますが、『ラウンドカラー』のボタンダウンシャツは巷でほとんどお見かけしません。
そこで、着古した手持ちのボタンダウンシャツを自分でリメイクすることにしました。
なぜシャツのリメイクをおすすめするのか?
理由1:自分好みのシャツに作り変えることができる
「○○なデザインのシャツがあったらなぁ」
なんて思われることはありませんか?
僕は20代の頃からラウンドカラーのシャツが気になっていました。
でも、お店ではなかなかお見かけしませんでしたし、あっても高価で手が出ませんでした。
「だったら自分でリメイクしてみよう!」
アラフィフの僕はある日、そう思い立ち、手持ちの着倒しているシャツをリメイクすることにしました。
理由2:シャツのリメイクなら必要な部分の手間だけで済む
シャツを1から全部作ったこともありますが、結構時間もかかりますし、手間も大変です。
でも、リメイクであれば、必要な部分だけの手間で仕上げることができます。
そして、世界に1着の自分好みのシャツが手に入ります。
ミシンが使えると、気に入った自分のシャツを好きなデザインにリメイクできるのでナイスです。
ちなみに僕は50代になってから、これまでのシャツ好きが高じてミシンをカタカタ言わせるようにったミシン初心者です。
この記事は、「自分の好きなデザインにシャツをリメイクしてみたい」方に向けて書いています。
「こんなデザインのシャツをアラフィフのおじさんが着ても面白いんじゃないでしょうか?」
といったご提案も兼ねてご紹介したいと思います。
理由3:服への愛着が増す
今は服が安く買えてありがたいと思う反面、「あまり大事に着なくなったなぁ」とも思います。
自分でシャツをリメイクすると、より大切に着ようと思いますし、『きれいめ』な服装を心がけようとも思います。
また、自然と背筋も伸びたりして一石三鳥です。
そうなんです、自分の服への愛着がマシマシになるんです。
この記事を通して、一人でも多くの方が、お気に入りのシャツをご自分でリメイクされて、さらに長く付き合えるといいなと願って発信しています。
今回はシャツの顔とも言える、襟、カフス、前立てをリメイクしていますので、ご参考にしていただければ幸いです。
ちなみにリメイクの具体的な方法については以下の記事をご参照ください!
襟のリメイク
元の襟はこんな感じでした。
よくあるオックスフォード生地のブルーのボタンダウンシャツです。
会社は、オンリーという服飾メーカーです。
「INHLE+EXHALE」というブランド名のシャツです。
15年くらい着倒しました。
着ているうちにどうしても襟ぐりが汚れてきてしまいます。
汚れに加えて、襟の端も傷んできていました。
でも、身頃などその他は悪いところはなく、もったいないので今回リメイクすることにしました。
リメイク後の写真がこちらです。
襟の仕上がりはこんな感じです。
台襟に高さがあるため、その分襟自体も大きめに仕上がりました。
あえてパンチのあるギンガムチェックの生地を選びました。
名前を付けるとすれば『ラウンドカラーデュエボットーニボタンダウンシャツ』
とでも言うのでしょうか。
まあまあいい感じに仕上がりました。
ビフォーアフターを並べてみるとこんな感じです。
かなりシャツの印象が変わります。
左右の襟で若干のゆがみはあるものの、十分イメージ通りにリメイクできました。
ちなみに、ラウンドカラーのリメイクの具体的な方法については以下の記事をご参照ください。
第一ボタンをデュエボットーニ(2個ボタン)仕様にしています。
このデザインはイタリアシャツでよく見かけます。
別にイタリア風オヤジになるつもりはないんですが、襟腰の高いシャツにしたかったので今回は採用しました。
台襟に高さを持たせると、ジャケットを着た時に襟を際立たせることができます。
生地のゲット先は?
ギンガムチェックの生地はイオンの手芸屋さんでゲットしました。
アラフィフ男子が手芸屋さんで一人こそこそ生地を見比べてゲットした一品です。
10㎝(長さ)100円くらいでした。(幅90㎝×長さ1m購入)
これくらい生地の量があれば、襟、左右のカフス、前立て、台襟をリメイクしても十分余裕があります。
カフスのリメイク
リメイク前はこんな感じでした。
普通です。
カフスの長さは6㎝とめちゃくちゃ普通です。
ボタンは1個留め仕様です。
リメイク後はこんな感じになりました。
ダブルボタン仕上げにしました。
その分カフスも長めの9㎝にしてあります。
並べてみるとこんな感じです。
大分印象が変わります。
カフスのギンガムチェックが袖のブルーと相まって爽やかな印象になったと勝手に喜んでいます。
前立てのリメイク
リメイク前はこんな感じです。
痛い程普通です。
ギンガムチェックの生地を使ってリメイクするとこうなりました。
並べるとこんな感じです。
まったく別のシャツに生まれ変わりました。
少し華やかな印象のシャツになったでしょうか。
着ていくのが楽しみです。
まとめ
今回は、古くなったボタンダウンシャツをラウンドカラーのボタンダウンシャツにリメイクした件をご紹介させていただきました。
リメイクすれば、自分好みのデザインに作り変えることができます。
自分の服に対する愛着も増し加わります。
多くの男子にとってミシンは高いハードルになるかもしれません。
でも、一度使い方を覚えてしまえば、あとは慣れていきます。
僕みたいなアラフィフのオヤジ(ミシン初心者)でも、自分好みのシャツにリメイクすることができました。
自分の好きなデザインのシャツを自分の手でリメイクして着るのは気分のいいものです。
多くの方にこの喜びを味わっていただきたいです。
ご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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