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約15年程着用したユニクロのボタンダウンシャツをリメイクしました。
今回は、最近流行しているバンドカラーのシャツにリメイクした件をご紹介します。
シャツは、襟とカフス以外はほとんど汚れませんし、傷みません。
どんなに高価でお気に入りのシャツだったとしても、襟とカフスのために処分されたりします。
もったいないですよね。
時代はSDGsです。
ささやかなSDGsですが、リメイクすることによって寿命は相当延びます。
しかも、リメイクによって自分好みのシャツへと自由に変身させることができます。
シャツリメイクの俎上に上らせたユニクロのボタンダウンシャツとは?
いたって普通のボタンダウンシャツです。
ユニクロで2000円ぐらいだったと思います。
リメイクしようと思った理由は?
2つあります。
一つ目の理由は、襟周りが汚れてきたからです。
シャツは着ているうちに襟周りが傷んだり汚れが落ちなくなったりします。
このシャツもご多分に漏れず、襟周りの汚れが落ちにくくなっていました。
もう一つの理由は、バンドカラーのシャツに興味があったからです。
最近、多くの方がこのバンドカラーシャツをお召しになっています。
なので、シャツ好きの一人としてバンドカラーシャツに興味は持っていました。
でも、買ってまで着たいと思うほどではありませんでした。
しかし、古くなった自分のシャツをリメイクするならミシンの練習にもなるし、自分で着るとどんな感じになるのか興味があったため、作ってみようかなと思ったのでした。
なぜバンドカラーと呼ばれるのか知りませんでした。
漠然と、バンドマンの人たちが着ているシャツなのかな?などと思っていました。
調べたところ、全然違いました。
バンドカラーシャツとはどんなもの?
名前の由来はシンプルでした。
細い帯(バンド)のようなものがぐるっと一周首元についているので『バンドカラー』と呼ばれているのでした。
僕はトラッドファッション好みなので、今までこのバンドカラーシャツには手が出ませんでした。
ボタンダウンシャツやワイドカラーシャツ、クレリックシャツを着ることがほとんどです。
しかし、古くなった自分のシャツをリメイクするんだったら、作ってみようかなと思ったのでした。
バンドカラーシャツを作ってみよう!
ここからは、ユニクロのボタンダウンシャツをバンドカラーシャツにリメイクする手順をご紹介させていただきます。
アラフィフ、ソーイング初心者のおじさんがやることなので、熟練のの方が見たら「なんじゃそれ!」と思われるところが多々あろうかと思います。
温かいまなざしで見守っていただけましたら幸いです。
ボタンダウンシャツのどこをリメイクするのか?
今回は、襟と台襟を外し、バンドカラーに作り変えるのと、カフスも付け替えようと思います。
リメイク前、ユニクロのボタンダウンシャツのカフスはこんな感じです。
カフスの内側も汚れてきます。
この際、新しくしようと思います。
どんな生地を使うか?
イオンの手芸コーナーで買った生地です。
ブルーはオックスフォード生地、イエローのギンガムチェックはブロード生地です。
オックスフォード生地はやや厚地なので、バンドカラーにしてもカチッとした印象になるのではないかと思います。
ギンガムチェックはバンドカラーの内側とカフスの内側に使います。
生地を使い分けるとその分手間が増えますが、自分の好きなデザインにしたかったので2種類の生地を使うことにしました。
襟と台襟とカフスを外す
いよいよリメイクの工程に入ります。
まずは襟と台襟、カフスを外します。
申し訳ございません。
写真を1枚も撮っていませんでした。
別の写真でご勘弁を。
リッパーという道具を使って糸を切っていきます。
生地を傷めないように慎重に進めていきます。
次に進みます。
リメイクする生地の型取り
今回はカフスから先に生地の型取りをしました。
カフスの型取り
生地の型取りは外したカフスを使います。
本当はチャコペンシルなどソーイング専用の道具を使うのですが、僕はズボラなので鉛筆でマークを付けていきます。
ユニクロシャツのカフスは6㎝程です。
もう少し長いカフスにしたいので9㎝でマークします。
生地をカットしました。
周囲に縫い代分を1㎝残してカットします。
手首側を3㎝ほど長くするので、その分長くなっています。
次は内側の生地の型取りです。
カットしたブルーの生地に合わせてギンガムチェックの生地をカットします。
こんな感じで、左右のカフスをカットしました。
外側と内側分、計4枚必要になります。
バンドカラーの型取り
次にバンドカラーの型取りをします。
バンドカラーは、外側はブルーの生地、内側はギンガムチェックの生地を使います。
外した台襟を生地の上に置き、待ち針で固定しマークしていきます。
台襟も元の台襟より1㎝程長めにします。
これは単純に高めの台襟が好きだからです。
その方がクラシックな雰囲気が出ると勝手に思い込んでいます。
ギンガムチェックの生地の上にカットしたブルーの生地を置き、マークもせずにカットしてしまいます。
ズボラですね・・・
内側外側両方の生地の型取りができました。
ミシンで縫う
いよいよミシンをカタカタ言わせる番です。
バンドカラーを縫う
バンドカラーを縫っていきます。
表側の生地同士を合わせ、鉛筆で縫うラインにマークしていきます。
鳥のくちばしのようなところから縫い始め、反対側のくちばしで着地します。
(説明わかりにくっ)
写真は縫い終わったところです。
縫い終わったら、縫い代を5ミリくらい残してカットします。
カーブのところは切れ込みを入れます。
なぜかというと、表に返した時に切れ込みを入れていないと、生地がだぶつき、きれいなラインが出ないからです。
表に返し、アイロンをかけるとこんな感じです。
この部分が、バンドカラーになります。
カフスを縫う
カフスも表側の生地同士を合わせて縫っていきます。
縫い終わったら、縫い代を5ミリくらい残してカットします。
カフスと同じように、角の所に切れ込みを入れます。
バンドカラーを身頃に縫い付ける
外側の生地にあらかじめアイロンでラインを付けておきます。
身頃に縫い付けると仕上がりのラインになります。
このアイロンワークによってバンドカラーの形がほぼ決まってしまいます。
なので、形がゆがんだりしないように慎重にアイロンしていきます。
次に『しつけ』をします。
『しつけ』とは、ミシンで縫う前に生地同士がずれないように、正しい位置を保持するよう固定することです。
これは面倒くさい工程なのですが、やっておかないと最後に生地が余ってしまったりします。
(辛い経験あり)
『しつけ』後縫っていきます。
ここで大失敗・・・・・
実は、後で気付いたのですが、本当は上記の工程で、ブルーの生地(外側)を先に身頃に縫い付けるのでした。
なのに、内側を先に縫ってしまいました。
当時は失敗しているとも知らずに頑張っていました・・・
待ち針でバンドカラーを留めて縫います。
ぐるりと一周縫いました。
生地が重なり厚みが出ているところはどうしてもミシンの進みが悪かったです。
既製品のようにきれいに縫い目が出ませんでした。💦
今後、やり方を研究しなければなりません。
カフスとバンドカラーにボタンホールを付ける
僕が使っているミシンにはボタンホール専用の部材が付属していて便利です。
奥にボタンを載せるところがあり、そのボタンの大きさに合わせてボタンホールを作ってくれます。
別のシャツの写真で恐縮ですが、こんなふうに作ってくれます。
袖に縫い付け完了です。
そのあと、ボタンホールを作り、ステッチを入れました。
カーブのラインなど微妙なところもありますが、一応カフスの完成です。
バンドカラーの完成です。
ちょっとだけ自分の好みを追加し、第1ボタンは2個仕様にしました。
デュエボットーニのバンドカラーシャツにリメイクです。
ユニクロのボタンダウンシャツがバンドカラーシャツに変身
こんな感じに完成しました。
リメイク前とリメイク後を見比べてみましょう。
・襟
・カフス
・全体
まとめ
ユニクロのボタンダウンシャツもリメイクすると、ぜんぜん雰囲気の違うシャツになります。
新しく生まれ変わった感じです。
シャツは、襟とカフス以外はほとんど汚れたり傷んだりしません。
ですが、もったいないことに、襟とカフスが汚れたり傷んだりすると処分されてしまいます。
これからの時代はSDGsがもっと大切になってきます。
自分でシャツがリメイクできると、小さなことかもしれませんがSDGsになると思います。
また、自分でシャツをリメイクすると、好きなデザインに作り変えられるのでグッドです。
愛着のあるシャツをさらに生き返らせることができるのでおすすめです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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