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サイト運営者:サード・ラプソディ
1969年、東京都荒川区生まれ。
隅田川のほとり、下町の町家にて産湯を浸かりました。
その後、北区に住むことになりました。
毎日、隅田川を眺めて育ちました。
現在は東京都西多摩郡に住んでいます。
周りの景色は都内とは別世界ですが、やはりそばには川が流れており、毎年夏になると蛍を愛でることができます。
妻、思春期爆走中の娘二人との4人家族です。
身長:172cm
体重:57kg
保有資格:介護福祉士
訪問介護業務全般に携わる。
訪問回数約3千回。
身体介護:食事介助、更衣介助、入浴介助、全身清拭、おむつ交換、陰部洗浄、車いすへの移乗、買物同行など
生活援助:掃除、調理、洗濯、買い物代行など
介護保険外サービス:ごみ屋敷片付け、引っ越し手伝い、医療機関への受診同行、室内各所大掃除など
身体介護と生活援助を組み合わせた訪問、介護保険と介護保険外サービスを組み合わせた訪問も多数経験。
ハンドルネームの由来
ピアノ協奏曲が大好きです。
特にG・ガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』をこよなく愛しています。
彼には『セカンド・ラプソディ』という曲もあり、何回聴いても飽きません。
『サード・ラプソディ』というハンドルネームは、これらG・ガーシュウィンの曲のイメージをいつも感じていたかったので、付けました。
『ラプソディ』についてこんな説明がありました。
狂詩曲(きょうしきょく)またはラプソディ(英: rhapsody、独: Rhapsodie、仏: rhapsodie、伊: rapsodia)は、自由奔放な形式で民族的または叙事的な内容を表現した楽曲[1]。異なる曲調をメドレーのようにつなげたり、既成のメロディを引用したりすることが多い。
引用元:Wikipedia
『介護』とひとくくりで述べても、ご利用者の状況も提供する内容も様々です。
でも、どこかで参考になったり、役立ったりして、『メドレーのように』つながっていると感じることも多いです。
自分の中で介護の『いろいろなメロディー』を咀嚼し、つなげ、記事としてまとめることは、まさに『ラプソディ』のようだと思いました。
『サード・ラプソディ』=『3番目の狂詩曲』となるべく精進したいと思っています。
仕事への取組みについて
ご利用者宅を訪問する時に心がけていることが二つあります。
・できる限り、穏やかなお気持ちで訪問の時間を過ごしていただくこと
・お会いするのが今日で最後になるかもしれないという気持ちを抱くこと
訪問ヘルパーは、サービス計画に従って身体介護や生活援助を行います。
しかし、お互いの間に信頼関係が結ばれていないなら、どれ程きちんとサービスを行ったとしてもご利用者のお気持ちは落ち着かないままになってしまいます。
反対に、お互いの間にしっかりとした信頼関係が結ばれているなら、ご利用者はヘルパーの訪問を楽しみにされますし、心穏やかにひと時を過ごしていただくことができます。
『穏やかなお気持ちでヘルパー訪問の時間を過ごしていただく』ことを意識するなら、コミュニケーションを密にとるよう促されますし、自然と笑顔で応対できます。
『お会いするのが最後になるかもしれない』というのは、本当にあることです。
実際に、僕が訪問していた何人もの方が、急に入院になったり、お亡くなりになってしまわれ、後悔することが幾度もありました。
いつも、今日の訪問がお会いする『最後になるかもしれない』という気持ちを抱いているなら、毎回全力でサービスに取り組むことができます。
そうした姿勢はご利用者に伝わり、一層信頼関係を強めることにつながります。
これら2つの点を胸に刻んで訪問に取り組むよう努力しています。
介護との出会いについて
祖母がアルツハイマー型認知症になってしまいました。
今から20年程前のことです。
同じことを何度も何度も言っていました。
『どうしてだろう?』と思っていましたが、当時は何の知識もなく、ただ『嫌だな』と感じていただけでした。
これが、『介護』という言葉が身近になった一番最初の機会となりました。
祖母にどのように接したら良いのか分からず、対応の仕方などをどうしても学びたくなり、ホームヘルパー2級の資格を取りました。
その後は、祖母に対する考え方や感じ方が変化し、少し辛抱してお話しに付き合うことができるようになりました。
そしていつかは『介護』に関係する仕事を行いたいとの気持ちを抱くようになりましたが、その機会はなかなか訪れませんでした。
何年も経ってから、義母に介護が必要になりました。でも、義父が頑張って介護していました。
義父からは「いろいろ言うな」と言われていたので、僕たちは時々顔を出すぐらいでした。
その後、義母が亡くなり、3年程すると今度は義父が脳梗塞で倒れてしまいました。
妻は一人娘なので、すべてのサポートをしなければなりませんでした。
親のところへ通って介護する生活が始まることになりました。(車で15分位の距離)
まだ子供たちは小さく、手がかかります。
介護と子育てが重なってしまいました。
その際にはケアマネージャーさんをはじめ、ヘルパーさん達にも大変お世話になりました。
ヘルパーさんたちのお力がなかったら、我が家の生活はどうなっていたか?
今考えても恐ろしくなります。
ヘルパーさんのお仕事が、いかにご本人やご家族にとって助けや支えになるか、身に染みて分かりました。
そして、この仕事に携わりたいとの願いを一層強く抱くようになりました。
そして、今やその希望が叶って、大いに喜んでいます。
好きなこと
①ソーイング
②音楽鑑賞
③ピアノ
④読書
⑤将棋
①ソーイング
ソーイングといっても、シャツのリメイク専門です。
上の写真のシャツはユニクロのボタンダウンシャツをラウンドカラーのシャツにリメイクしました。
襟、台襟、カフス、胸ポケットを別の生地で付け替えました。
青いチェックの生地は、妻が履かなくなったスカートを再利用しました。
SDGsにもなって良いと思っています。
ちなみに、最近のリメイクシャツの一例は以下の通りです。
襟とカフスをリメイクし、自分好みのシャツにしています。
トラッドな雰囲気を残しつつ、あまり見かけないようなシャツになるようにリメイクしています。
アラフィフのおじさんがやっているので、細かいところは結構微妙です。
でもまあ、自分が着るものなのであまり気にせず楽しくソーイングしています。
手を動かすとボケ防止になるのではないかと期待しています。
② 音楽鑑賞
クラシックが好きです。
持っているクラシックのCDはほとんどが『ピアノ協奏曲』です。
ラフマニノフ
チャイコフスキー
ブラームス
プロコフィエフ
グリーグ
そして、ガーシュウィン
G・ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』のCDは6枚持っています。
ピアノ奏者や指揮者によってずいぶん変わってくるので、いろいろ欲しくなります。
③ ピアノ
『ラプソディ・イン・ブルー』があまりに好き過ぎて無茶なことをやっていました。
音符も読めないくせに、ソロ用の楽譜を900円くらいで買い込みました。(本当はフルオーケストラバージョンが欲しかったのですが、売っていなかった)
聞きながら『この音は楽譜のどこに相当するのか?』ずっと探していました。
『調号』どころか『ヘ音記号』すら知らなかったので、あまりに無茶でしたが、それでも睨んでいるうちに徐々に分かるところも増えてきました。
何とも言えないいい『和音』や『メロディー』が何か所もあり、どうしてもその音を楽譜から見つけたいと思いました。
我が家には子供たちの練習のために、妻の実家から持ってきたアップライトピアノがあります。
楽譜だけでは物足りなくなり、鍵盤を押してみることにしました。
結局、5年かかって曲の中でも一番好きな最後の3分の部分を何とかそれらしく弾けるまでになりました。
自分でも『異常なまでの情熱』だったと思います。
その原動力になったのは、『CDから流れる音の波を自分の指から作り出せる』
という経験でした。
年甲斐もなく幾度も心が震えました。
練習をやめたらあっという間に弾けなくなりましたが・・・・・
一度、子供たちのピアノ発表会に家族で参加したことがあります。
ラヴェル作曲の『ボレロ』を先生がピアノ用にアレンジしてくださり、家族4人、八手連弾で演奏したことがあります。
わずかながらも、ピアノに触れていて良かったと思いました。
④ 読書
一番好きな作家は『山本周五郎』です。
特に好きな作品は『さぶ』です。
辛くなると読みたくなり、何度も何度も読みました。その度に新たなは発見があったり、慰められたり、励まされたりしています。
山本周五郎はたくさんの作品を世に送り出していますが、全部読みました。
好きな作家の作品はなぜか全部読んでいます。
・山崎豊子
・松本清張
・石川達三
・司馬遼太郎
・藤沢周平
などなど
まだ活動中の方では
・池井戸潤
・薬丸岳
・東野圭吾
・宮本輝
・小川洋子
などなど
『いい本』との出会いは『いい方』との出会いのように毎日を豊かにしてくれます。
⑤ 将棋
藤井聡太さんが大好きです。
どの対局もワクワクドキドキしながら見ています。
ユーチューブの棋譜並べの動画も見ています。
⑥ けん玉
正式な認定ではないのですが、小学校4年生の時に4段の技をマスターしました。
今でも無心に『もしかめ』をやると頭がすっきりします。
1分間に135回が基本ですが、今でもできます。
二つとも競技用のけん玉です。
右の物は10年以上前の物です。だいぶ年季が入っています。
最後に
この『介楽介ドットコム』というブログは、介護に取り組む方々に少しでも介護を『楽』に行っていただきたいと思い立ち上げました。
主に、高齢の親御様をサポートしておられる方に向けて書かせていただいています。
ひとり暮らしの親御様や日中独居になる親御様を持たれるご家族や関係者の方が、少しでも肩の力を抜いたり、適切なサポートを介護保険制度を通して受けていただけたら、という願いを込めて情報発信をさせていただいています。
訪問ヘルパーの仕事をしていると、祖母のことや義父のことを思い出します。
『あの時、これを知っていればずいぶん助かったのに』と思うことがいろいろあります。
ちょっとしたことでも、知っているのと知らないのとでは雲泥の差があったりします。
現場目線の情報をお伝えすることによって、少しでもお役に立つことができればと思っています。
介護はご本人やご家族、ケアマネージャーさんやヘルパーさん。地域包括支援センターの職員さんやリハビリの先生。デイサービスのスタッフの方やショートステイのスタッフの方など、様々な方と一つの『チーム』となって取り組んでいくものだと思います。
きっとどなたも同じ方向を向いて活動していると思います。
その一端に、この『介楽介ドットコム』を含めていただけるなら、望外の幸せです。
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